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■メシマコブとは? |
メシマコブの名前は、長崎の離島(男女群島)の女島(メシマ)で桑の木にコブ状に寄生(内部黄色)しているところに由来しています。 また、大変希少で幻のキノコといわれています。 1968年、女島で採取されたメシマコブの子実体が驚異的な試験成績(96.7%)が出たことから脚光を浴びるようになりました。
亜種は大別して三種類ありますが、女島のメシマコブの成績を超えるものは未だありません。長崎県の女島に似た環境で成育した場所は異なっても同種または近縁種の可能性が高いタイプを特定してメシマコブと同定されたものを採取し使用しています。
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学名を「Phellinus Linteus Aoshim」といいタバコウロコタケ科キコブタケ属メシマコブです。このメシマコブは自然界では桑などの広葉樹(他には柳、楡など)の幹に寄生し成長します。
通常20年〜30年ほどの古木の桑の幹に多く寄生し、樹木の中心部を白く腐らせることで知られていますが、このことから「多孔菌科植物針層孔」の子実体とも呼ばれています。 |
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■中国では古くから漢方薬としてしられている |
中国では古来、桑の樹に寄生することから「桑黄(そうおう)」と呼ばれてきました。
名前の由来は、桑の樹に生育し表面を取り除いても黄色を呈しているためです。昔から煎じ薬の漢方薬として利用されており、それを証明する記述として最も古い記述では中国後漢時代(紀元1〜2世紀)に編纂された「神農本草経」にそのことが記載されています。
内容は、「久服軽身不老延年」とあり、すなわち「長年煎じて飲めば体が軽くなる、不老長寿」の薬と説明しています。
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