(有)統合自然療法研究所 広島市西区草津東3−6−8
代表者 谷 裕一郎 先生 のご紹介文から引用させていただきました。とても、わかりやすくご説明いただいております。ありがとうございます。
『 経絡療法
ここで言う経絡療法とは故佐藤久三先生によって開発された、治療法をベースにしています。この佐藤先生の創始されたこの療法の飛びぬけて優れているところは、誰がこの治療診断を行っても同じ診断結果を導き出せ、その診断に対応する治療法を確立したところです。
一般の方にはピンと来ないかもしれないですが、鍼灸などでは鍼灸師100人いれば100通りの診断と100通りの鍼の打ちかたがあると言われているのです。
つまりかなり個人の能力に治療が左右されると言うことです。これが俗に言う腕の差ということでしょう。尚且つこの治療のすごいところは本治を行えるということです。これもピンと来ないかもしれませんが、現代の日本の多くの鍼灸師の治療は標治(対処療法)が中心なのです。
どういうことかというとツボそれぞれの効能だけで治療し経絡の関係で考えないということ。例えば肩がこったら肩井(肩がこると誰もが不思議と手が行くところ)に鍼を刺すと言う具合です。確かにこれで完全によくなることもあります。しかし繰り返すことも多々あるのです。ここに経絡的視点を加えるとどうなるか、例えば、問題が繰り返される場合、経絡的に対極の関係を使うという考え方が古典にかかれてあります。この考え方で考えると肩井は胆経のツボ、胆経の対極は心経です。心経の募穴の巨闕を治療して左肩のこりが再発なく取れた場合、これを本治といいます。
これがすぐにわかればよいのですが、従来鍼灸理論は複雑かつ膨大であり、どの方法を選ぶかは治療家のセンスにゆだねられていたのです。
そのため早めに結果の出る標治法中心の治療になっていったのです。しかしこの経絡療法を用いればそのようなことはありません、
それはこの治療法が種々の検査を通して患者さんの身体と対話しながら行うことができるからなのです。この場合治療に用いるのは針ではありません。特殊なシールをツボに貼ることにより治療を行います。そのため痛みなどはまったくない安全な治療法です。(シールの接着剤による痒みは少し出ることがあります。)
この経絡療法の特徴
本治療法である。
再現性がある。(誰がやっても結果が同じになる)
即効性がある。
治療が怖くない。安全である。 』
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